小論文が苦手な人必見!〜二義文に注意しよう〜

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こんにちは!もんです!

突然ですが二義文(にぎぶん)という言葉を知っていますか?
一つの文で二つの意味になってしまう文のことをいいます。

二義文は生活の中にありふれています。普段は気づかなくても、普段の会話やTVのニュースなどにも時々でてきます。僕は二義文を見つけるのが好きです(笑)

おぉっ!コレ二義文じゃね?ってテンション上がります!

今回はそんな二義文をいくつか紹介します。

まずは以下の二義文を読んで、どんな意味に捉えられるか考えてみてください。

  • 私が好きな友達の犬
  • お父さんみたいに泳げない
  • 一人で釣った魚を食べた
  • コードを束ねて使用しないでください
  • 私も同じくドジャースの大谷選手に注目しています

これらは私が実際に聞いた二義文の一部です。

では、これらの文がどのような意味をもっているのか見ていきましょう!

私が好きな友達の犬

1️⃣私が好きな友達がいて、その友達が飼っている犬を指している。
2️⃣友達が飼っている犬のことが好き。

お父さんみたいに泳げない

1️⃣お父さんは泳ぐのが得意という前提で、私は上手に泳げない。
2️⃣お父さんは泳ぐのが苦手で、私もお父さんと同じで、泳ぐのが苦手。

一人で釣った魚を食べた

1️⃣釣ってきた魚をすべて、一人だけで食べてしまった
2️⃣一人で釣りに行って、釣った魚を食べた。

コードを束ねて使用しないでください

1️⃣コードを使うときは、束ねた状態ではなく、伸ばした状態で使ってください
2️⃣コードを束ねて、使わないで保管してください

私も同じくドジャースの大谷選手に注目しています

1️⃣あなたが大谷選手に注目していて、私も大谷選手に注目しています。
2️⃣あなたはドジャースの◯◯選手に注目していますが、私は同じドジャース所属の大谷選手に注目しています。

ということで、二義文の具体例を見てもらいました!二義文は受け取り手を困惑させてしまう場合があることがわかりましたね。

例えば「お父さんみたいに上手に泳げない」では、お父さんが水泳が得意か不得意かによって、だいぶ意味が異なりますよね。話の前提が揃っていない者同士の会話では、このような表現は避けたほうがいいでしょう。

特に小論文のように正しい表現が求められる場合は、二義文になっていないか注意する必要があります。

しかし、話の前提が揃っていたり、前後の文脈によっては二義文でも大丈夫です。例えば、上記の例4の「コードを束ねて使用しないでください」では、新品のドライヤーに書いてあったら、「ドライヤーを使用するときはコードを伸ばして使うんだな」とわかりますよね!また、大谷選手の話をしている最中に「私も同じくドジャースの大谷選手に注目しています」と言われたら、意味は通じますよね。

ということで、二義文は必ずしもダメなわけではなく、前提が揃っている場合は意味が伝わります。

今回は二義文について紹介しました。
普段はいちいち二義文になっていないかどうか気を使って会話をすることは無いですよね(笑)

日本人は無言のコミュニケーションが得意だと言われています。主語がなくても、会話の雰囲気などで相手の言いたいことを推測することができます。英語では「I like 〜」「I went to 〜」のように、必ず主語が必要です。

しかし、日本語でも小論文や作文を書く際は二義文にならないように注意する必要があります。文章を書く力はすぐにはつきませんから、日頃から二義文を探して、言葉に敏感になりたいですね。
小論文で高得点を目指そう!!

以上、もんでした。  アデュ〜

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